朗報です。
ST-310に超適合するウィンドスクリーンのカスタマイズが完成。要するに自作の防風板です。


費用は総額300円少々と超低コスト。
Amazonで売ってる激安ウィンドスクリーンを使って簡単に作れます。(名付けて『アマ板』)

SOTOのベストセラーガスストーブST-310
登場以来、愛用者の長年の悩みだった防風対策が、この度解決しました。

(かなり多くの方に見ていただいているようで、かなりのPV数を頂いております。Amazonのレビューでも作ってくれている人がいるようでなんか嬉しいです。2017年12月に誤字脱字等修正してリンクを修正、追記致しました。)
                                     
                                                                            

2016-11-27-16-29-11



「なんだこれは!?」と思った方のために、作り方を備忘録。                                    
 

このウィンドスクリーン(防風板)の特徴
                     

・費用が安い                               

・カスタマイズ作業が簡単で早い                                

ST-310と愛称がいい

・収納性がいい                               

・ガスボンベが加熱されにくい

・ウィンドスクリーンが倒れにくい!

と、全てのポイントをクリアした、夢のようなST-310最適の最強ウィンドスクリーンではないかと。純正品で作ってもいいんじゃないかというくらい(自己)満足しております。



ST-310とは
 

このページに辿りついた方なら説明不要かもしれませんが、一応説明。
ST-310とは、SOTO(新富士バーナー)の人気シングルバーナーです。自分のお気に入りのガスストーブ(バーナー)です

収納時にコンパクトになり比較的軽量だけど、ゴトクの広がりがあり、そこそこ安定性が高い。かつ、1100円程度の通常カセットガス(CB
缶)を使えるので、ランニングコストの安く燃料費気にせずガンガン使えるトコロも超お気に入りポイントの一つ。
『とりあえずシングルバーナーを一つ買おうかな』という人は、コレを選んでおけば後悔ないと思います。万が一使わなくても収納場所もとらないし。


(リンク)●SOTO ST-310のお得な買い方                                 

 


でも、そんな素敵な
ST-310にも欠点が。

『そのままだと風に弱い』という点。

ほとんどのシングルバーナーと同様に、ST-310
も漏れなく防風板(ウィンドスクリーン)は付いておりません。なので、風の強い日に屋外で使うと炎が揺れる揺れる。消えはしないけど炎と共に熱もアッチコッチに逃げて、熱効率が超悪くなり、加熱効率が超悪くなり温まりが遅くなります。

                                 

SOTO純正ウィンドスクリーンが販売されてますが、スカスカで『防風』機能と価格に疑問が・・・。(1400円て高い。自分なら普通のウィンドスクリーン買う)  


純正品は ↓ こんな感じ

                              


 

Amazonで売ってる激安ウィンドスクリーンを加工して作ったST-310に最適な防風
略して『アマ板



そんなわけで、簡単なDIYST-310にぴったりのウィンドスクリーンを作ってみました。
超低コストで、大した道具も必要ありません。

 

<材料>

1:Amazonで売ってる安い小サイズのウィンドスクリーン

商品名:【ノーブランド品】 ウインドスクリーン 135mm×650mm (←高さの低いヤツですよ!)



(Amazon ¥300〜500 + 関東への配送料無料)
アルミで収納袋付き、さらに関東配送無料て激安でしょ。失敗しても痛くも痒くも無いレベルの出費。

2:定規

3:ペンチ

4:カッター(普通の文具のカッターでOKです)


これだけ。


ちなみに、材料1のウィンドスクリーンは、
Amazon300~500円くらいの幅で変動してるようです。1円でも安く!という方は、しばらく定点観測して安い時にポチるのが吉です。                               

送料にはご注意ください。筆者関東なので送料無料ですが、遠方は送料かかる可能性あるので、よく表示見てから注文確定してください。
販売者がコロコロ変わりますが、商品はほぼ同等品のようです。

楽天でも同品が売っているようですが、送料まで考えると、関東の方にはAmazon購入が激安です。
(価格は全て掲載時201612
月時点。)

 


材料はたったこれだけ。ウィンドスクリーン代の300~500円以外は費用かかりません。作業時間30分もあれば十分すぎるくらいです。

 

では、早速カスタマイズ!

 


『アマ板』の作り方(超簡単)


<1>   ウィンドスクリーンの微調整                               

Amazonレビューにもあるように、まるで「未完成品」のようなスペックでお届けされます。
中国から届きます。時間かかります。着荷品も雑です。

だが それがいい

2016-11-27-16-10-43
収納袋まで付いて送料込み、しかもコンビニ払い可でコミコミコミ300円は激安でしょう。レビューで文句言ってる人はどんな価値観なんだろう?
(※謹んで訂正します!後日、もう1つ注文したら、いくら洗っても超油まみれで臭すぎてイライラしました。後日その記事も書きたいと思います。)


2016-11-27-16-11-06

2016-11-27-16-12-06

指紋?傷?少々くらい、そんなの気にするなよと。だって300円(送料込み!)

 

未完成だからこそカスタマイズがしやすい!ちなみに、レビューにあるような油ベトベトは運良く(?)ありませんでした。


アルミ板を繋ぐステンレス針金がそのままだと抜け落ちやすいです。なので、針金を通すカール部分の端をペンチで挟み閉じて、抜け落ち防止処置をします。

下だけです。上部は針金切断など面倒なのでやってません。上部もちゃんと閉じたい方は、この後の行程で支障があるので、最後に閉じて下さい。


2016-11-27-16-18-26
                              

そして、ウィンドスクリーン両端のステンレス針金も同様にすぐ抜ける状態なので、下を少し曲げて、抜け落ちないようにしました。
2016-11-27-16-18-34
針金下部を微妙に曲げて脱落防止。見栄えは気にするなよと。だって300円(送料込み!)
                             

これで、やっと人並みなウィンドスクリーンになりました。ここまでやると、「中華製中途半端ダメ製品」が、ちょっと手をかけた愛着品になりつつあります。

                               


<2>
  
カセットボンベの逃げ穴作成
次は、サイズ合わせ加工&カセットボンベへの輻射熱対策をします。
2016-11-27-16-20-11
試しに、どんな感じになるのか真ん中の板を上にずらしてみます。これも、すぐに針金が抜けちゃう中途半端未完成スペックだからこそすぐできる利点。

2016-11-27-16-20-53
おお!まるでCB缶に合わせて作られたかのようなピッタリ幅!しかも、板をちょうど半分にすればいい感じ!なんだこの偶然の一致は!

と、心踊ります。、
BlogPaint
おっ!いい感じ!こんな感じで加工しましょう。
ガスボンベギロチン状態ですね。

真ん中のアルミ板を外して、カセットボンベが通る高さで、定規とカッターで横一直線に傷をつけます。
2016-11-27-16-23-58
                               

傷がちゃんとついているのを確認したら、手で折ります。一度で折れない場合は、逆側に曲げれば折れるハズ。

2016-11-27-16-25-07

2016-11-27-16-25-45


あとは、元通りにステンレス針金を入れて戻します。


2016-11-27-16-28-50
                              



ST-310最適の防風板 『アマ板』 完成
                                

 

たったこれだけで完成です!

これで、カセットボンベ逃げ口のあるST-310にベストマッチなウィンドスクリーンの完成です。

2016-11-27-16-29-22
まるでST-310虫の巣のようです。居心地良かろう。

BlogPaint

カセットボンベにウィンドスクリーンが"噛んだ" 状態になるので、倒れにくさ・ズレにくさもアップしてます。                                                                

                              

これはもう最強でしょう。

なぜに今までやった人がいなかったのか不思議なくらい。

 

 

背の高いウィンドスクリーンでやってもいいのですが、そうするとST-310の収納袋に入りません。収納性と費用を追及するコスパ・キャンパーですので、安くて(300円!)ST-310の収納袋に入るサイズというのがキモです。収納性とコストパフォーマンス性で、このサイズがベストだと思います。

  2016-11-27-16-39-59

2016-11-27-16-39-43
分かりにくいですが、ST-310の収納袋にウィンドスクリーンもすっぽり収まってます。

 

ということで、次回は早速このクソ寒い冬空の下、実戦投入テストをしてみようと思います。

(↓実践投入してきました)
●実戦投入! SOTOガスストーブ ST-310用防風カスタマイズ 〜初冬のデイキャンプ〜

 

                               

誰か商品化するなら、カセットボンベの出入口の板の所を蝶番などで開閉可能にすれば、980円くらいで売れるんでなかろうかと思います。

『カセットボンベ(CB缶)逃がし口付ウィンドスクリーン』みたいな。




一応、お約束で書いときますが、やる方は自己責任で。(なんなんでしょうね。これを書かなくてはいけないような風潮は。)




≪リンク:ST-310カスタマイズ≫
●ST-310 カスタマイズ ゴトク脚熱&滑り対策シリコンチューブ
●追記 SOTOガスストーブ ST-310用防風カスタマイズ ウィンドスクリーンのサイズ
●実戦投入! SOTOガスストーブ ST-310用防風カスタマイズ 〜初冬のデイキャンプ〜
●SOTO『ST-310』の防風対策決定版 超最強かつ超低コスト~ウィンドスクリーン改造~名付けて『アマ板』


≪リンク:ST-310関連カスタマイズ・メンテナンス≫
●バーナーST-310の点火アシストレバーが効かなくなった!?〜たまにはメンテナンス〜
●カッコ悪いCB缶の見栄えを安く簡単に改良 〜ST-310使い手向けカスタマイズ〜

≪リンク:ST-310情報≫
●SOTO ST-310のメリット・デメリット
●SOTO ST-310のお得な買い方