腹ごなしの中華ソバ

まず入ったのは『徳記』という店。トッキと読むらしい。「豚足ソバ」が評判らしいとのこと。早速自分も頼んでみる。

ネットの前評判どおり、店内での居心地はすこぶる悪い（笑）。感じの悪い江戸っ子風口調のオバさん（おばあさん）が接客一人で切り盛りしている様子。感じが悪いのは、外見と口調で、たぶん中身は悪い人ではないとは思う。昭和からある個人飲食店といった感じ。

入店は夕方１８時頃、他には２組客がいるだけで空いている。
中華街のメイン通りから１本奥に入った立地。

道の奥の左側、ライトの光ってる所が店の入口。

しかも、こんな居心地（の悪さ）で店が潰れないのだから、そこそこ美味しいのかなと期待が膨らむ。

この店の定番メニューらしい「とんそくそば（1,030円）」を注文。


数分で出てきた「豚足ソバ」。何も乗ってない皿がある。漬物を忘れたのかな？と思いきや、これは豚足の骨ガラを捨てるための皿の様子。（特に説明ないけどたぶん）


ソバ（ラーメン）を一口。おっ、昔ながらの中華ソバといった感じ。魚介豚骨や次郎系が蔓延する日本にあって、こういうラーメンは懐かしい感じ。やや油おおめだけどシンプル。シンプルも何も、具は何も無い。

豚足を一口。おっ、柔らかくホロホロトロトロ。箸で骨と肉が分離できるほど柔らか。手を汚さなくていい。
香辛料が効いていて、なかなか本格的な感じ。少々ヤキソバ風の風味も感じる。何気に小松菜がうまい。

ラーメンと豚骨を半分ほど食べた後、豚足と豚足汁をラーメン丼に入れて豚足ソバとしていただく。
空腹のせいもあり、一気に平らげた。


感想。

まあまあ。
ラーメンと豚足を1,030円で一緒に食べられるのは面白いというかお得かな。

すごく美味いかと言われれば、別にそうでもない。
ボリュームも普通。大食漢ぎみの自分には物足りない。もう一杯いける。
並んでまで食べるモノではないかなという印象。
一番うまかったのは、豚足の皿に入ってたチンゲンサイ。


しかし、この後、若干下痢気味となる。
おそらくこの豚足ソバの影響。
ニオイから考えると油の質が悪いのかな。
中華に大量に使う化学調味料でお腹が緩くなるという説もあるけど、中華は油を大量に使うので、安い油でコストカットしてるんではないかと思いました。


そんなにお腹弱くない身体の自分で下痢気味になったので、油と化学調味料にまみれた中華街の料理はあまり子どもにはオススメできないかも。





肉まん３店巡り

満たされないお腹。ということで、さらにその近くを３軒回り、肉まんを食べ比べてみました。

まず１軒目は「皇朝」という店。

なんとも品の無い店構え（笑）。
「世界チャンピオンの肉まん」「100円」とデカデカと書いてある。安い。

100円。
小さっ！小さいです。大きめの小籠包か？というサイズ。コンビニ肉まんの半分くらいか。

ややモチモチ系の皮と独特の香りの付いた餡。
特別美味しいとかいう感じではない。たぶん日本の食べ物に慣れている子どもなら「いらない」と言うでしょう。

100円でも次は買わないかな。




続いて２軒目は「聚楽（じゅらく）」という店。ちなみに、１軒目の店の道を挟んで斜め向かいにある。

小さな店。持帰り用だけなのかな。

250円。
大きい。ボリューミー。肉まんで250円とは何事かと思ったが、それなりに大きい。

厚めの皮と大きめカットの具材たち。これはうまい。ざっくりカットのタケノコがいい歯応え。
近くに来た時は、小腹が減った時に食べ歩きでリピートすると思う。女性なら一個で昼食は間に合うかもしれないボリューム感。

次に来た時は「フカヒレ肉まん　350円」をチャレンジしてみたいと思った。




最後の３軒目は「江戸清」という店。

　商売っ気あふれるオバチャンが声をかけてきた。店員に声をかけられるのが嫌いな自分。面倒だ。ここでも極度のメンドくさがりは健在。

500円。
さらに高い！そして、さらにデカい！

先ほど食べた「聚楽」の肉まんのが好きだなぁという感じ。




感想。


３軒中では、2軒目の「聚楽」の肉まんが味とボリュームと価格のバランスが一番いい＝コスパのいい肉まんだと感じました。他２軒はもういらないかな。