週末デイキャンプをやろうと思ったけど諸事情あって断念。湿度低くカラッと気持ちの良い秋晴れなのにザンネン。

ということで、デイキャンプできなかった腹いせに、主食予定だったおにぎりを焼くことにしたのでした。




焼きおにぎりの作り方

焼きおにぎりの作り方って意外と知らなかった。単純に、おにぎり焼けば良かろうと思ってやってみたのですが、思ったより焼き目が付かない!

と、強火にしたり弱火にしたりと迷走。

ネット検索して『弱火で時間をかけて焦がさないようにじっくり焼く』がベストだという結論に辿り着きました。


1 焼き網を十分に熱する
2 油を網に塗る
3 硬めに握ったオニギリを網に乗せる
4 オニギリ上面にタレを塗る
5 下面が焼けて(乾燥してきて)網と米が剥がれやすくなったらひっくり返す
6 ひっくり返したらまたタレを塗る
7 4から6を繰り返し、片面3回以上焼きとタレ塗りをする
8 香ばしく焼けたら完成


てな感じです。


使った道具・食材

キャンプ気分でシングルバーナー使おうかと思ったのですが、焼き網の固定が面倒なのでカセットコンロにしてみました。

●カセットコンロ (カセットフーBO)
我が家の愛用はIwataniのカセットフーボーです。風に少しは強い所、シンプルなデザインで掃除がしやすい所、火力が(たぶん)国産カセットコンロで最大カロリーな所がお気に入り。
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●焼き網
今回使ったのは、燻製用に買っておいた100円ショップ(セリア)の脚付アミ。ひっくり返せば串焼きもできるってのはア意外と思い付かないかも。バーベキュー時もあると底上げする時も便利。
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BBQ ダッチオーブン 用 角型 焼き網 脚付
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●バーナーパット(ユニフレーム Sサイズ)
じっくり焼くとき、焦がしたくないときの必需品。普通のステンレス金網でも良さそうだけど、壊れないんでずっと使ってます。カセットコンロでやるならサイズはSじゃなくてもいいと思います。自分はシングルバーナー用にSを持ってたので。
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●シリコンハケ
自分が使ってるのは100円ショップのですが、シリコンハケっていいですよ。洗いやすい。ハケを使った後洗うのって液体が毛に絡みついて大変。シリコンだと超ラクです。
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●醤油
家にあったやつ。たぶんその辺で売ってる醤油。個人的には密封パックの醤油が好きです。
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いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ 200ml×3個
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●白だし (創味の白だし)
以前にスーパーの試食で出会ってから、我が家の出汁は「創味の白だし」という調味料が定番となりました。美味です。うどんも素麺も明石焼きもコレで十分美味です。うどんなんか丸亀製麺行くのがアホらしくなるくらい美味しい。というくらい気に入ってます。
500mlで500円くらい。「高っ!(価格)」と思いましたが、
希釈倍率が大きい(濃度が高い)ので、薄めて使うと他の白だしと同じくらいか安いくらとコスパ良しです。薄めるくらいの手間は面倒臭がりません。和風のものに何でも使えます、というか、和風の料理にとりあえずこれ入れると何となくいい感じに誤魔化せます。料理下手な自分にありがたい調味料(笑)
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調理(焼き)はこんな感じ

ゴトクにバーナーパットを乗せ

脚付の網を置く。

トングは、先が細いタイプのが便利でした。(幅広トングはゴハンが張り付きまくって大変だった。途中で使用やめました。)

オニギリを乗せて焼きます。

脚付アミのおかげでバーナーパットとの間にいいあんばいに空間ができました。火に近すぎないので焦げにくくいい感じ。

ハケで醤油&白だしタレを塗りながら焼きます。

オニギリの数がへったり一部欠けているのは、試行錯誤の結果です。人生は『トライアル&エラー』。失敗付きの試行錯誤を重ねることで成長するのです。
腹が減って「味見」と言いながら食べてしまったせいとの説もあります。


ひっくり返しては醤油タレを塗る、の繰り返し。




焼きおにぎりのコツ3つ

実際やってみて分かったのは、「なかなか焼けない!」 ということ。ゴハンを焼くって、想像以上に難しかった。
せんべいは干してから焼くんだけど、何で干すかよく分かりました。表面に水分多い状態じゃ、網にくっつきまくって仕事にならんですきっと。

すぐに焼けるイメージだったので、強火で焼いたら網に激しく焦げ付くし、弱火にしたらなかなか焦げ目付かないどころか水分で網と米が癒着して剥がせないし、と戸惑いました。

で、実際焼いてみて分かったコツ


●オニギリは硬めに握る。焼かずに食べるホロリと口で崩れる通常の美味しい握り硬さでは、網の上でボロボロに崩れる。

●弱火でじっくり焼く。焦らず待つ。焼けてきてオニギリ表面のゴハンの水分が減り、カリカリ感出てくると網から剥がしやすくなるので、そこまで弱火で待つ。

●調味は、醤油だけではなく出汁やつゆと混ぜ(旨味アップのため)、何度も重ね塗る。我が家レシピは『醤油:白だし=3:1』の比率。白だしは下記参照。



子育てと一緒ですね。
『手をかけすぎず、じっくり待つ』
のがポイント。



焼きおにぎりのポイント 大どんでん返し

で、食べ終わってから気付きました。

挟めるタイプの網で焼けばひっくり返すのに網から剥がさなくていいから、オニギリも崩れないし、ラクではないですか。
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合せ 焼き網 ワイド(全長35×幅30×高3cm )
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こういう網。


最後の最後で大どんでん返しであります。
挟める網で、焼きおにぎり最大の難関『ひっくり返し』を解決できるではありませんか。
しかも秋には秋刀魚も焼ける。 



バーベキューとかキャンプで「焼きおにぎりをやる!」と決めた日は、こういう網持ってったらラクですよ。
焼き鳥とかデカイ肉塊を豪快に焼くのにも便利そう。



『大どんでん返し』という言葉を数年ぶりに使って、むかーし学生時代に観て「やられた!」と思ったラスト大どんでん返しの映画『ユージュアルサスペクツ』を思い出しました。
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全然焼きおにぎりと関係無いですが、大どんでん返しつながり。
観たことなければ、秋の夜長にでもぜひ観てみてください。はるか昔の記憶ですが、面白かったです。
ネット検索しちゃうとネタバレたくさん出てきちゃうので(ヤフー知恵袋とかネタバレ要注意)、見るならネット検索しない方がいいです。


最後、焼きおにぎりではなく映画の話になってしまいましたが、とりあえず焼きおにぎり美味しかったです。キャンプかバーベキューで焼きおにぎりやってみたいと思います。