愛用のバーナーST-310がギスギスしてきました。

今春新発売のバーナーST-330(レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン))を予約注文(納期は4月下旬予定)してしまったせいで、ST-310への愛情が減ってしまったのでしょうか?



否。

減ったのは愛情ではなく、潤滑剤のようです。


妻とのギスギスだったら、ちょっといいチョコレートでも買って帰れば十分な潤滑剤となります。心のね。

では、ST-310のギスギスはどうしたらいいものでしょうか?

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ギスギスしてる状況

ST-310を愛用してるとは言え、シングルバーナーという『モノ』であるST-310を擬人化したりしません。もう一応オトナなので。たぶん。


ギスギスしているのは、自分とST-310ではなく、ST-310とカセットボンベ缶(以下「CB缶」)です。

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接続部にCB缶をつけた後、回しにくいのです。ギスギスして突っかかる感じになってきました。

ハメようとすると「ギギッ」という感じでスムーズにハマりません。滑りが悪いのです。

年間100回以上は使うので、かなりの脱着回数に。接続部の磨耗が激しいようです。



改善方法

さっそく、ギスギスの治し方です。

SOTO(新富士バーナー)の公式サイトに載っているメンテナンス。別商品のメンテナンス注意書きがヒントになります。



必要な物はシリコングリス。

潤滑剤としてシリコングリスを塗ることで、ゴムパッキンであるOリングと缶の擦れ(こすれ)を低減させるのです。

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Amazonでサンワサプライのシリコングリス4gを注文。使うのは極少量なので、もっと少なくてもいいくらいです。ちなみに230円程度(2019年3月時点)。安い。助かる。



シリコングリスとは

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こちらが届いたシリコングリス。

ザックリ言うと、「あなたのパソコンをパワーアップ」と書いてあるように、本来はCPUなどに塗って放熱性能を高めて演算処理速度の低下を防ぐための剤のようです。
シリコングリスについては詳しくないので、間違ってたらすいません。詳しくはグーグル先生に。

同じシリコングリスですので、こちらを転用します。パソコン用品として出回っているおかげで、ネットでも安価にすぐ手に入ることに感謝。


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パッケージ裏面。

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ザ・シリコングリス(byサンワサプライ)

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注射器型容器に入ってます。少量出すのに地味に便利です。容器はちゃちいですが、全く問題ありません。

注射器型容器の方が、製造・充填時にチューブに詰めるより設備投資が少なくて済みそうです。安価に供給するための工夫でしょうか。自分はプロユースではないので、コスト安いのはありがたいす。



シリコングリスを塗る

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少量で十分です。
写真では2〜3mmほど出てしまいました。多すぎるくらいです。

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ゴム製のOリングに塗ります。
潤滑剤が減ったせいで、ゴムとCB缶の接する部分の摩擦が高まったしまっていたワケです。

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分かりにくいですが、ライト付けて矢印書きました。
外側と内側に2ヶ所黒いゴムのリングがハメてあります。ここにシリコングリスを塗って、滑りを良くします。

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紙を丸め折った先っちょで塗布します。
手や道具で塗ると、洗うの面倒なので捨てられる紙で。それくらい面倒くさがりです。(でも面倒なメンテナンス作業はやる自己矛盾)

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塗れました。シリコングリスが付いた部分が白くなってます。
ワイルドなので拭き上げなどしません。否、面倒なだけです。



結果

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スムース スムーズ smooth

なんの違和感もなくCB缶をスッと装着できるように戻りました。

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外した後、CB缶には白いシリコングリスがついてます。この2ヶ所がOリングと接している部分ということです。

ワイルドなので別に拭きません。否、面倒だから拭きません。

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さっきまでのギスギスが信じられないくらいスムーズに脱着できるようになりました。

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もちろん着火も問題無し。



他のバーナーでも同様に、Oリングとの擦れ・摩擦が原因で脱着しにくくなってるのでしたら、シリコングリスで解決すると思います。ガスボンベが装着しにくくなったと感じたら、ぜひお試しください。
ギスギスと擦れが強い状態のまま使い続けると、ゴムが過剰に擦れて劣化が早まる危険があります。Oリングが切れると、ガスが漏れますので危険です。


230円のシリコングリスでST-310のガスボンベ装着時ギスギス問題解決。
廉価なシリコングリスが流通してくれているおかげで、コスパ良しです。今回のメンテナンスにかかった費用はシリコングリス代の約230円でした。(Amazonで他の物も一緒注文したので、もっと散財はしましたが・・・)


さあ、今年もST-310を酷使しようと思います。



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