SOTOのシングルバーナー「フュージョンST-330」の自作遮熱板の作り方です。
遮熱板の完成報告をした前回記事からだいぶ時間が経ってました。
(前回記事)
さて、本題。ST-330の遮熱板の作り方。
材料費も安く、特殊な道具も不要で、難しい加工もありません。
冬休みの宿題工作で子どもたちでも作れるレベルのDIYで可能。
しかも、収納サイズは超ミニマム。
風防板よりもコンパクトに収納可能。
販売時にオマケで付けてもいいんじゃないか、と思ってしまうくらいバッチリの適合感とコスパの良さです。
というわけで、作り方をご紹介。
ぜひやってみてください。
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まずは完成図
最初に完成した物の写真から。最初に完成図が見えてれば、作業もしやすくなります。
まずは完成図
最初に完成した物の写真から。最初に完成図が見えてれば、作業もしやすくなります。
「コ」の字のようなアルミ板を2枚作るだけ。
バーナーヘッドの下に付けます。
使用感については長くなるので次の記事で書きます。
もはや、超ミニマムなカセットコンロのようでもあります。
自分で言うのもなんですが、材料費、手間、使い勝手、収納性、全てにおいて満足です。
SOTO純正で商品化できるんではないかという完成度。
まあ、材料費安くて誰でも作れるんで商品化はないか(笑)
では、作り方へ。
長い記事ですが、要はアルミ板を切るだけです。
材料と準備するもの
<材料>
・アルミ板 (0.5mm程度の厚すぎない物推奨)
ちなみに、Amazonの安い風防板を買って、
材料と準備するもの
<材料>
・アルミ板 (0.5mm程度の厚すぎない物推奨)
ちなみに、Amazonの安い風防板を買って、
2枚外して使うのが一番安上がりかもしれません。アルミ板と短い風防が手に入ります。板厚も0.5mm程度です。
楽天ではなくAmazonだと安い。
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<道具>
・カッター
・鉛筆かシャープペンシル(下書き用)
・定規
・下敷き(テーブル等が傷付かないように)
・ニッパー(無くてもなんとかなる)
これだけ。
アルミ板以外は、家にある物で十分。
自分は以前ST-310の遮熱板作った時の余りアルミ板で作ったので、実質出費無し。コストは手間のみ。
カッターもアルミ板の切断なら特殊な物ではなく普通の文房具のカッターで十分。
あえて言うなら、加工後にアルミ板の端をなめらかにヤスリがけするための紙ヤスリがあってもいいかもしれません。
が、超面倒くさがりの自分は紙ヤスリすらしません。台所のシンクにある物でバリ取りヤスリがけしてしまいます。
ヤスリがけ、粉が飛んで掃除片付け面倒なんで嫌いなのです・・・。まあ、なんとも、DIY向きじゃない面倒くさがり気質。でも、モノ作りは好きなんです。片付けは苦手でして・・・。
自分が石油王だったら、召使い雇ってすべての片付け掃除は任せたい。かわいいメイドでもいいですね。
と、天然ガス燃料仕様道具を使いながら石油に夢はせる・・・。
台所での簡易バリ取りの方法は記事最後に。
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アルミ板は150 ×150mmあれば足りますが、小さければ安いわけでもないので足りるサイズで送料含めて安いのを選ぶと良いと思います。
ST-330用遮熱板の作り方
以前に作ったST-310用の遮熱板よりも簡単です。
そして、今回使うアルミ板は、その時に使ったアルミ板の残りです。
(過去記事)
【1】サイズ
〈板サイズ〉
縦 120mm
横 70mm
〈欠け部分〉
縦方向の中央に
縦22mm × 横18mm
の欠け部分を作ります。
必ず縦120mmの中央に欠け部分が来るようにするのがキモです。
一応書いとくと、上の写真は試作の型紙用に作った厚紙です。アルミ板ではありません。
全く同じ物を2枚作ります。
写真のように、対象に配置して使います。
光学異性体のような感じですね。
【2】サイズをアルミ板に書く
サイズ通りに線をアルミ板に書きます。下書きです。
鉛筆かシャープペンシルで、薄く書きます。
濃く書くと、アルミ板は柔らかいので痕が残りますので注意。
【3】カッターで線を付ける
書いた線をなぞって、定規とカッターでアルミ板の表裏両面に傷を付けるように線を引きます。
力を入れすぎるとミスりますので、ほどほどの力でOK。
【4】線に沿って折り切る
カッターで傷付けた線に沿って少しずつ折り曲げます。
一気に曲げてはいけません。
少し曲げたら反対に、また少し曲げたら反対に。と、表・裏・表・裏・・・・ 、と繰り返しヘコヘコと曲げていきます。
はい、切れた。
もうほぼ完成。
【5】角を面取りする
直線で切ったままだと、引っかかりやすく、設置しにくい上に怪我しやすく危険です。
なので、面取りして角を丸くします。
ワイルドじゃない、とか言ってる場合ではなく、角があるままだと設置しにくいのです。
全ての角にカッターで斜めに線を入れます。
ワイルドなので、もう定規とか使いません。
いや、ただ定規使うのが面倒なだけです。
というかスギちゃんのせいで「ワイルド」という言葉が死語のようです。
これで、加工は終了。
なんのために曲げ加工したかって?
いや、これが重要なんです。
遮熱板の設置方法
完成した2枚の遮熱板の設置方法です。
一度理解すれば難しくありません。
超簡単ですぐできます。
そして、先程の曲げ加工が深く影響してきます。
テクトニクス。
2枚の遮熱板を固定するのに、バーナーヘッドを固定しているネジを利用します。
ST-330は、ホースが付いている方向とその反対側の方向、2箇所がネジ留めされています。
(ちなみにST-310は1箇所。)
最初に、曲げ加工した遮熱板を、ネジの下に入れるように差込みます。
写真分かりにくくて申し訳ない。
ネジの下に曲げ加工した遮熱板が入ってる状態。
仕上げのヤスリがけ
粉が飛び散るから掃除・片付け面倒で嫌いなヤスリがけ。
何を隠そう、自分はヤスリがけしません。
ワイルド(死語)だから。
いや、面倒くさがりだから。
じゃあどうするかというと、
こすり傷だらけの仕上がりですが、アウトドア使用で扱いも雑だからどうせ傷だらけになるので気にしません。
粉飛ばないし、洗うついでで終わるのでラク。
(金ダワシ傷を)気にしない方にはオススメです。
まとめ
完成品はこんな感じ。
2枚重ねて持つと
1枚だけ曲げ加工してるので、少しの隙間がありますが、全く問題ないレベル。
作り方簡単。(ほぼ切るだけ)
材料費安い。(今回出費ゼロ)
コンパクトで軽量。(詳細仕様は次回記事で)
文句無しにコスパ良しです。
長くなったので、使い勝手やレビューは次回記事で。
(自作遮熱板の使用レビュー)
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コメント
コメント一覧 (8)
参考にさせていただきます!
コスパキ
がしました
アルミでないとダメというなら別ですが
コスパキ
がしました
角は爪切り使ったらかなり楽に処理できましたよ!
コスパキ
がしました