はや年の瀬。
今年は心地の良い秋気候の日も少ないままに寒さが来て、もう2018年が間近に来ております。

そんな我が家に届いたのは

スノーピークの2018カタログ。
もう2018年ですね。



『コスパ・キャンパー』と称するブログでありますが、別に安いものだけを求めているわけではありませぬ。
品質が良くて長く使える=長期的に見てコストパフォーマンスに優れるいい道具は、高くても使います。

ただ、高すぎてオーバースペックなのは好みじゃないので、このブログでスノーピークを紹介することはあまりないです。
スノーピークは『永久保証』と考えると、実はコスパ悪くないのかもしれません。でも、初期費用(価格が高い)と修理費がかかるケースがあることを考えると変わらんかも?その辺は分からんですが、初期投資を考えると子どもに破壊されるリスクの高いファミリーキャンパーには使いづらいですね。

でも、ポールとかパイルドライバーとかソリステなど、スノーピーク のロゴ見えないような壊れにくく頑丈な商品はけっこう使ってます。
別にスノピロゴを避けてるわけではなくて、地味な基材にスノピを使うことが多いです。縁の下的商材の品質信頼性高くて助かります。
デカデカと『*スノーピーク 』と書いてある道具はほぼ使ってないです。

スノーピーカーではないけれど、別に忌み嫌ってるわけでもない。
単なるアウトドアブランドの一つとして鹿番長ことキャプテンスタッグとも差別せず、フラットな目で見て「良いものはいい。高すぎるだけのものはいらん。」と公正に見ているつもりであります。

 
コスパを見つめ、家計にも優しいキャンパーとしての務めであります(笑)



そんな前置きはさておき、さっそくカタログを眺める。

表紙


・・・誰?


金正恩の若かりし頃の写真


とかみたい



答えは創業者の若かりし頃の写真のようでした。

60周年だそうで。




ヤバイねスノーピーク。


会社に社長の銅像立てちゃうような感覚の経営になってきちゃってないかな。

カタログ前半1/3ほどが会社の歴史語りに割かれております。
スノーピーカーでもない自分『いらんわこのページ』と思ってしまた。

最近、社長の娘が入社してアパレルに手を出したりと、なんだか経営が内向きになってないかと不安。

そこに来てこの表紙のカタログかぁ。



そして、中を見てみれば・・・

これが2018年カタログ↑


一方、2016年カタログ↓ (2017カタログ見つからず)


違い、分かりますか?

キャンパーには超重要なこと。

2018年カタログには、サイズや重量などの重要なスペックが載っていないのです・・・。





腐ったねスノーピーク 。


自社の歴史語る前に、キャンパーが道具選びで喉から手が出るほど欲しい情報をカタログに記載すべき。

思考停止の変質的ファンのスノーピーカー以外は、こんなカタログ求めてないでしょう。

カタログには「ユーザーを大切にしてる」的なことをこれでもかと散りばめ書いてありますが、どう読んでも自己満足のマスターベーション的カタログの仕上がり。


あんたの会社の歴史、いや、家族の歴史なんかより、道具をもっとちゃんと見せろと。

何にカネ使ってんだよ。




なんかアホな広告代理店にでも間違った入れ知恵されてるんでしょうか?



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広告代理店
「社長、その苦難と波乱に満ちた成功物語を消費者たちに伝えましょうよ!そうしたら、きっとファンは喜んでスノーピーク ブランドはもっと広がりますよ!!(記事書くからデザイン・原稿料、それと広告出稿とコンサル料もたっぷりいただきますよ!)」

スノピ社長
「(ああぁぁぁ、気持ちエェェェェ)よし、次のカタログはそれで行こう。」

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的な流れを勝手に妄想してみました。




日本を代表する高スペックキャンプ道具メーカー。世界に打って出られるはずの日本の会社の行く末が心配な2017年の年の瀬。
間違った方向に行かないことを願っております。