以前、サーカスTCにカンガルースタイルで入れるインナーテントサイズを測った記事を書きました。
↓1年以上前、というか、もう2年も前の記事になってました。
あの後すぐに2×2mサイズのテントを買って試しました。そして今更ですが「サーカスTCに2×2mのインナーテントをカンガルーすると、どうなるか」1年以上使ってみた結果の記事です。
ちょっと前になってしまいますがコメントでリクエストいただいてたのですが、大変遅くなりましたが書いてみました。参考になれば。
サーカスTCに2×2mテントを入れた図。
その夜。(暗くてテント見えないけど・・・)
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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスTC | ||
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)サーカスTC DX ダックグリーン | ||||
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サーカスTCのカンガルー用に買ってみたテントとグランドシート
『フィールドキャンプドーム200』というテント。インナーテント底面サイズ2m×2m。
・前後ドア部にメッシュ付き
・フルクローズ可(メッシュだけじゃ無い)
・吊り下げフック式←設営手間削減に超重要!
しかも、スペックの割に8,000円代と超安い。
そして、製造は中国だけど企画販売は日本の会社。 Amazonのワケワカラン中華メーカー商品に何度も枕を濡らしましたので、日本企業ってのは安心感で地味にポイント高い。
●テント
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フィールドキャンプドーム200(3~4人用) 2×2m 耐水圧1,500mm以上 軽量 1年保証 FIELDOOR ■[送料無料] | ||
2019年の購入時価格で8,000円台。安っ。
しかもインナーテントは吊り下げ式。吊り下げなのが購入のポイント。吊り下げ式は設営ラクちん。
グランドシートは付いてないので、作業用シートを使用。
「作業用シートって、なんぞや?」と思われるかもしれませんが、このは商品は単純に青くないブルーシートです。質感は青いブルーシートと同じです。パリパリでちょっと嵩張る感じの。
●グランドシート代わりの作業用シート(商品名は「1年シート」)
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萩原 1年シート 1.8m×1.8m 作業用シート 工事現場 レジャーシート | ||
品質維持が1年間の様子。屋外で使いっぱなしで1年ってかなりの耐久性でしょう。キャンプで年に数十回使用なら、10年は使えちゃうのかな。
このシート。ハトメ部分が金属じゃないのが地味にいい。金属使わない分軽くテント底(ボトム)を傷付けないのもいい。強度はアルミ製ハトメ同程度とのこと。こりゃいい。
通常、作業用シートやレジャーシートは実寸サイズは表記サイズからマイナス10cmになりますが、これは実寸が約1.8mでサイズもいい感じ。(作業用シートやブルーシートは、表記寸法と実寸が異なり、実寸サイズはマイナス10cmになってる物が多い。)
サーカスTCにセットしてみる(インナーテント入口横向きパターン)
サーカスTCの設営方法は割愛。
サーカスTC立てた中に、カンガルー的にインしていきます。
サーカスTCの奥に1.8×1.8mのグランドシート設置。こんなサイズ感。
広げる前のフィールドキャンプドーム200のインナーテントとポール。そんなにコンパクトではない。
底面2×2mサイズのインナーテントを立てるとこんな感じ。
テント前に荷物置けるように、入り口を横にしたパターン。
角度を変えて撮影。
お気づきでしょうか?
インナーテントがめちゃくちゃメインポールにめり込んでます。ボディーブローを喰らって脇腹にパンチめり込んでるかのようなお姿です。
近くで見るとこんな感じ。
幕側の写真。
ポールがサーカスTC幕に少し触る程度の位置。
インナーテント幕とサーカスTC幕が接すると雨や夜露が滲みてきそうなので、幕同士がくっつかないように。
後ろから見た図。さほどインナーテントのポールは目立たない。(近くで見ると分かってしうくらい。)
インナーテント内側から。
ボトム(テント底)がサーカスTCのポールでひしゃげる。20cmほどめり込んでます。
大人2人が十分寝られるスペースは確保できました。
インナーテントの中は
さて、肝心のインナーの中。
インナーマットは無いので、100円ショップの2畳分アルミマットで代用。
さらにマットと寝袋を置く。
テント内寸が微妙な長さのため、頭が付いてしまう。なのでシュラフは斜めに配置。
特に背高くないです。身長は日本人の平均的な身長です。
斜めに寝ても、両脇にスペースあるので荷物を置く場所に困りません。
テントの中からの風景。メッシュの部分ではありません。幕が薄くて透けるのです。
このインナーテント、幕が超薄くて逆にいい!
ボトム(底)以外は防水機能ないので通気良く、蒸れや結露しにくい。
こんな感じのスケ具合。
図らずもこのインナーテント幕の薄さが最高に良い。結露対策にこの通気がいい感じ。
・前後の出口にメッシュがあって、
・フルクローズもできて、
・フルクローズしてもインナー幕薄いから結露ほぼ無くて、
・アルミポールで軽くて、
・フック式で設営も撤収もラクで、
・価格が安い
と、カンガルーには最高なスペックかと思います。
ただ、1年以上サーカスTCにカンガルーやってて難点も感じます。難点は後述。
カンガルースタイルする時のインナーテントサイズの注意
カンガルースタイルでのインナーテントの注意すべき点。
それは、ペグを打たないので表記のボトム(インナーテント床)サイズよりも、実使用可能サイズが小さくなること。
ペグ を打たないとテントがピンと張らない。そうなるとメーカー表記仕様とはサイズが変わる場合があります。
メーカー表記は、あくまでペグ 打ってテントがピンと張った状態でのサイズです。メーカーさんが嘘書いてる訳ではありません。
フィールドキャンプドーム200を、ペグを打たずに設置した場合のテント中。(商品名通り、ペグ打ちして通常の設営したら、テント底面の一辺は200cmのサイズ。)
メジャーで一辺の長さを測る。
写真見辛いですが、約185cm。
そう、ペグ 打たない分テントがたわんで、内寸が狭くなります。
なので、このテントのカンガルースタイル使用でペグ 打ちしない場合、マットやシュラフは斜めに設置しないと頭や足がテントに触れた状態になってしまいます。
別に触れてても気にしなきゃ良いんですが、テントに触れてると冬は結露でシュラフが濡れます。いくら通気性良いテントでも、ボトムの防水部分は結露します。
結露しない気温高い時期はもんたないかもしれません。
カンガルースタイル時は、手間を減らすためテントのペグ 打ちしません。(面倒くさがりの自分だけかも?)
なので、テントによってはペグ打った時のような張りが出せず、テントがたわんで内寸が標準より狭くなることがあります。
そこ、注意です。
角度を変えて配置したパターン(インナーテント入口正面向きパターン)
インナーテント入り口を正面にしたパターン。
正面はポールがあるので、左右どちらかにずらします。
このテントは左から右に向かってジッパーを開けるタイプなので、出入りしやすいように右寄せに配置。
ポールあるけど出入りには全く支障なし。
インナーテント入口を正面にした方が、テント内からの見晴らし良いです。
サーカスTC内の空間について
とりあえず2m×2mのテント、入りますが・・・
中心のポールにめり込み、めちゃくちゃ歪んでます。
離れてみても、テントひしゃげてます。
インナーテントにもデッドスペース多くなるし、サーカスTC内もテント占有面積が多くてくつろげるスペースが確保しにくい。
自分、キャンプ時はほぼずっと焚火してるのでテント内で過ごす時間少なく、気にならなかったんですが・・・
よくよく考えたら、テント内で過ごさないヤツがカンガルースタイルやる意味あるかなと。最近は気づき始めてしまっています・・・。
結果まとめ
結論から言うと、
・2×2mサイズでもサーカスTCのカンガルースタイルに使える。
●難点
・でも、すごく無理矢理感が強い。
・無駄なデッドスペースがインナーテント内にもサーカスTC内にもたくさんできる。
・サーカスTCにカンガルースタイルするなら、寝るスペース程度の小さいテントにしといた方がいい。
という感じです。
本記事冒頭で紹介した以前の記事のコメントでアドバイス頂いたように
・サーカスTCにカンガルーするなら、奥行160cm以内のテントにしとくのがいい。
というのが、1年以上サーカスTCに2m×2mテントをカンガルーしてみたの人間の感想です。
それなのに、なんで1年以上も無理矢理2m×2mテントをカンガルーしてたかって?
「せっかく買ったのでなんか使わないのもったいないから」だったかもしれません。
フィールドキャンプドーム200は悪くありません。ソロキャンプ時に活躍してます。晴れた時はフライ無しでこんな感じで泊まったり。
ボトムがブルーシート的な安っぽいガサガサなのが難点くらいで、他に不満はありません。
大雨でも浸水したことも無く、八千円台のテントなのになかなか優秀です。
フィールドキャンプドーム200のコスパはとても良いと思います。
あくまで、サーカスTCのカンガルー用としては向かないサイズだったという結果です。
現在のサーカスTCの使い方
かなり話の方向ズレますが、結局自分、焚火しまくりでテント内で過ごす時間はほぼ無いんですよね。
サーカスTCカンガルースタイルのとある夜。
結局、サーカスTCの中で過ごす時間はほぼ無い自分。サーカスTC張っても、寝るギリギリまで焚火ざんまい。
サーカスTC内で過ごす時は、雨の時か焚火禁止のキャンプ場に泊まる時くらい。つまり、焚火できない時だけ。
そんなことに気付き始め、ここ1年くらいはより手軽な設営撤収の方向にさらに向かってしまっている超面倒くさがりの自分です。
最近は、デカいタープ (テンマクデサインの焚火タープ コネクトヘキサ )を地面キワから張って、フィールドキャンプドームをねじ込む簡易設営が多くなってます。
焚火タープコネクトヘキサでワンポールテント風↓
これはまた別の記事で書こうと思います。
多分、近いうちに1〜2人用で小さくて軽いテントを買ってしまうことでしょう。
そんな訳で最近のサーカスTCは、焚火禁止キャンプ場か、デイキャンプ時の寒さ対策シェルターとして使われるようになっております。
設営撤収ラクな方向に向かってしまう自分、カンガルースタイルも好みのスタイルも人それぞれです。
みなさまも良きキャンプを!
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