大きく3つあると思います。
1 : 不便や不足を打破する知恵と創意工夫
2 : 自然を感じ慈しむ大らかで豊かな心
3 : ペグ
というわけで、キャンプに欠かせない三大要素(?)である、ペグ、の、『入れ物』についてコスパキ的(コストパフォーマンスと収納性を大切にする当ブログ的)考察をしていきたいと思います。
『ペグ』の話じゃなくて、『ペグを入れる収納』の話です。
ちなみに自分は、メインのペグは村の鍛冶屋(山谷産業)『エリッゼステーク 28cm』を愛用しております。
サブでスノーピーク『ソリッドステーク 20cm』を。
その他にもキャプテンスタッグ(パール金属)やら付属してた安棒曲げペグやらがチョコチョコとあります。
ペグはまた別の機会に書こうと思いますが、今のところエリッゼステーク略して『エリステ』が自分には一番使いやすいです。
そんなペグの入れ物を選ぶ際のポイントを3つ挙げると
【1】ペグ使用時のアクション数が少なくて済む
【2】頑丈・タフだけどハードケースじゃない
【3】口がちゃんと閉じる
◆◆ 【1】ペグ使用時のアクション数が少なくて済む ◆◆
接近戦の場合、銃とナイフはどちらが有利か?
・・・ザンネン! ハズレです。
正解は、ナイフです!
と、言われてるそうです。
と、昔何かで読みました。
理由は、攻撃までのアクション段階数。
銃の場合は、
1:銃を抜く
2:打てる体制に構えながら狙いを定める
3:トリガーを引く
と、3段階を踏む必要があるそうな。
対してナイフの場合は、
1:ナイフを抜く
2:刺す or 投げる
と、2段階だそうな。
ということで、接近戦では双方が同じ能力だったらナイフのが勝つ可能性が高いんだとか。
・・・物騒な脱線話で恐縮しきりでございます。
何が言いたいかと言いますと、ペグ打ちという一発では済まない、何度も撃ち込む大地への攻撃。
(これにより風からの防御力が高まりますな。)
このペグ打ちアクションも、できたらアクション段階数は少ないほど攻撃力(作業性)が高いのでございます。
なんでペグ打ち作業性にペグ収納が関係するのか?
だって、ハンマーとペグを手に8本とか20本とか持ってチョコチョコと移動しないでしょう。
ペグはペグ入れに入れて、テントやタープの打ち込み場所を流浪するでしょう?
多分、右手にハンマー、左手にペグ収納を持ってタープやテントの周りをぐるりとするかと思います。
だから、持ち歩きやすく、すぐ取り出せる収納が必要なのです。
つまり、
・片手ですぐ持ち上げられる(取っ手がある)
・開閉作業が不要(フタ式じゃない)
・中身が取り出しやすい
というポイントを押さえれば、『ナイフ使い』のような素早い攻撃(ペグ打ち作業)ができるのです。
要するに、
・取っ手があって、
・フタ式じゃない両口開き式で、(ガマ口みたいな)
・口が大きく開く
形がオススメです。
◆◆ 【2】頑丈・タフだけどハードケースじゃない ◆◆
これは、収納性において大切です。
ハードケース、つまりプラスチックコンテナ等だと、ペグの入っていない部分=空気まで収納することになってしまうのです。
何かと物の多くなるキャンプ(オートキャンプ)。
できるだけ積載効率を考えなくてはなりません。
そんな時、ペグ収納までハードケースだと「どこに入れんの⁉︎」となってしまいがち。
なので、当ブログではハードケースではなく生地でできたソフトケース(バッグ)をオススメします。
ペグとハンマーなど必要品を入れて畳んでしまえば結構収納しやすいです。
あと、ハードケースだと、車などに積んでの移動時に、ケース内空間でガチャガチャとうるさく動き回ります。
ソフトケースで畳んで収納すると、ペグが動きにくいのもオススメポイントです。
なので、ペグ収納の形態はケース状ではなく、バッグ状の物のがオススメです。
◆◆ 【3】口がちゃんと閉じる ◆◆
これは、移動時に重要でございます。
当たり前のことながら、ペグを入れて口を閉じないで車に積んだりしたら危険です。
急ブレーキを踏んで、後ろからペグが飛んできたら!(ソリステ、エリステなら下手したら逝ってしまうかも・・・!)
トランクルームでペグがジャラジャラと落ちると車傷つくし、以前の泥が落としきれてないと激しく汚れるしと、口がちゃんと閉じないと良いこと無いです。
なので、ちゃんと閉じられるチャック式がオススメです。
マジックテープはベリベリ開けるのに両手が必要で、不意にくっついて閉じたりするのでダメです。
ボタン式も同様に両手でメンドいのでナシです。
となると、やっぱりチャック式がオススメなのです。
ちなみに、「チャック」「ファスナー」「ジッパー」は全て同じ物を意味します。
アメリカ人が開発して「ファスナー」と呼び、アメリカの会社が「ジッパー」で商標登録して、その後日本の「チャック・ファスナー」社が「チャック」で商標登録したの、知ってた?
じゃあ、具体的に何がいいんだよ!
は、次回に。
コメント